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〜女声ボーカルトレーニング〜


◆・◆ 音階と音域の説明 ◆・◆


 高いドや、低いミと言っても、高低には個人差や性差があります。
 そこでココカギでは、上記のキーボードを基準に表記していきます。

音階……「ドレミファソラシ」を「CDEFGAB」で表記
音域……low、mid1、mid2、hi、hihiで表記

楽器のチューニングなどによく使われる440Hzの「ラ」の音は、hiAになります。

 例えば、天空の城のラピュタのエンディング曲『君をのせて』の歌い出し、「あの地平線」の「あ」の音は「mid2E」。最高音「とうさんがくれた」の「さん」の音は「hiE」になります。

◆・◆ 女性ボーカルと男性ボーカルの音域 ◆・◆


 一般的という基準がどこにあるのか分かりませんが(笑)、女性ボーカルの音域と男声ボーカルの音域は、以下のような範囲になるっぽいです。

【女性音域】
高め……mid1G〜hihiA(超高いアーティストだとhihiC以上)
普通……mid1F〜hiE
低め……mid1D〜hiC

【男性音域】
高め……mid1C〜hiC(超高いアーティストだとhiE以上)
普通……mid1A〜mid2A
低め……lowF〜mid1F

◆・◆ 管理人の音域 ◆・◆


 何はともあれ、恥ずかしいですが私の歌声を聞いてみてください(照)
 ボーカロイドの【magnet】という曲で、スピーカーの左右でパートを歌い分けてコーラスしているので、モノラル環境では片方の音しか聞こえないかもしれません。

最高音:hiF#/最低音:mid2A

 お粗末様でした……。。。

 声のベースとなっている男性の歌声は、ボイトレでそこそこ音域が広くはなりましたけれども、女性ボーカルを地の歌声で歌うことは不可能です。

ベース音域……lowG〜hiA

 しかも、mid2G以上は張り上げ気味にしなければ出ません(笑)

 ところがなぜ、女性音域も出せているのかというと、ミックスボイスという裏声に地声を混ぜた音を使っているからです。

ミックスボイス音域……mid2D〜hihiA#
※ただし歌声として成立しているのはhiG#まで

 また、ミックスボイスだけではなく、女性ボーカルをベースの歌声で出す場合には、男性の歌声に含まれる独特の強くて低い成分を出さないように注意しているため、女性の歌声に聞こえると思います。
 掲載している曲では、「もえひろがる熱情」の『ろがる』や、「絡み合う指ほどいて」の『う指ほどいて』、「くちびるから下へと」の『く』と『へと』などが、ミックスボイスでは出せない低い音なので、男声成分を出さないように発声している部分です。なので、女声に聞こえると思います。
 このように、ミックスボイスと男声成分を除いた地の歌声を瞬時に切り替えることで、高音と低音に声質差があまり出ないようにしています。

◆・◆ 女声ボーカル練習曲 ◆・◆


 歌声として成立していなくても、高い音を出すことによって、歌声を出す筋肉を鍛えられるかもしれないという観点から、管理人の独断と偏見で女性ボーカルの練習曲を紹介します。
 管理人が歌うアニソンから、チョイスしてみました。
 他にも、こんな曲がいいよというアドバイスがあれば、アニソンにかかわらず、どんなジャンルでも教えてください。

 ステップ1と2は、比較的音程の上下が少ない曲。
 ステップ3と4は高音を意識した曲にしてあります。
 当初はステップ0に「風の谷のナウシカ」を入れていましたが、音程が低くあまり意味がなさそうだったので、練習曲から除外しました。


【練習曲ステップ1】

『乙女のポリシー』(美少女戦士セーラームーンR) 歌:石田よう子

○理由
音の上下がほとんどなく、最高音がhiA#。
ただし、サビではそのhiA#が連発。
喉ならしに良さそう。
歌の難易度は低め。


【練習曲ステップ2】

『DREAMS』(機動戦士ガンダムX) 歌:ROMANTIC MODE

○理由
前半にmid2G#の連発。
喉を慣らしながら、サビでhiDが出現。
歌の難易度は低め。


【練習曲ステップ3】

『荒野のヒース』(創世のアクエリオン) 歌:AKINO

○理由
歌い出しで、mid2G#→hiC→hiA#→hiC#といきなりの高音連発。
全体的にhiA以上の高音が多く、hiC〜hiEが頻出。
「ひりひりする声にな」の部分が+1C#の連続。
それほど高くない音(mid2C〜mid2F)もあり、メリハリがある。
歌の難易度は高め。


【練習曲ステップ4】

『魔法のぬくもり』(魔女の宅急便) 歌:井上あずみ

○理由
歌い出しからhiCやhiC#などが出現。
半音ずつジワジワと上がっていき、サビでhiG出現。
(実際の曲はサビが男性ボーカルなので1オクターブ低いのですが、ここは高音の練習なので、そのまま女性ボーカルの音域で突っ走るとhiGに到達!)
トトロで有名な井上あずみには、高音の曲が多く存在しています。
曲調がゆっくりしているので、hiE〜hiGが何度か出てきますが、歌の難易度はどちらかといえば低め。

◆・◆ まとめ? ◆・◆


地声と歌声は、発声方法が全く異なっていると思われるので、地声を完全に女性声にしたとしても、歌声も女性ボーカルになっているというわけではありません。
地声は地声、歌声は歌声で、それぞれトレーニングが必要なのは確かです。
だって、普段私がカラオケで好むのは、男性の歌を男性ボーカルで歌うことだから(笑) ボイトレを重ねることによって女性ボーカルでも、歌を歌っているという満足感が得られるようになりましたけれど、重みがある(響きがある)女性ボーカルを出せるようになるまでは、歌を歌っているという感覚がやや希薄だったので、あまり面白くありませんでした。
 でも、練習をしたら身につけられたので、この歌声は努力をした結果だと思っています。

もちろん、ただ声を高くして歌うだけでは女性ボーカルには聞こえませんから、できるだけ低い音を混ぜないように意識しながら歌いましょう。
けれど、それを意識しないで歌えるようになったときは、もしかしたら男性ボーカルを失うのかもしれません。それはそれで、構いませんけれどもね。

今は男声ボーカルの音域(lowG〜hiA)と女声ボーカルの音域(mid2D〜hihiA#)を足すと4オクターブありますが、hiG#より上の音は歌声として成立していません。出せる音=使える歌声ではないことも覚えておきましょう。

 ちなみに、地声を完全に女性シフトしてしまって何年も経っているので、男声の出し方が分からなくなってしまいました(笑)
 なので、話し声も歌声も、男声を出すと『宝塚の男役が出している声みたいだ』と、音声外科の先生に言われています(照)
 ようするに、女声を獲得すればするほど、男声を失う可能性があるので、生活をする上ではくれぐれも注意してください。

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